こんにちは! セールスの板垣です。
先週から、整備入庫いただいていた206㏄。
お得意様のH様が念願かなって入手されたおクルマなのですが…
わがまま言って乗せていただきました!
206は、"日本で一番売れたプジョー"と聞いておりますし、
小さくまとまった車体と吊り上がったヘッドランプの生み出す、
愛らしさ満点のスタイルがとても素敵な一台なので、
以前から気になっておりました。
実車をじっくり見てみたい気持ちはありましたが、なかなかそんな機会もなく……。
今回はH様のご厚意に感謝でございます!
今回の整備は、クラッチのオーバーホール。
クラッチを踏みこんだその瞬間から、「おお!軽い!」と、
各段に変わった調子の良さに喜んでいただきました。
ドライブコースは、いつもご試乗の際にご案内しております、
中山をぐるっと回って帰ってくるコースです。
助手席に乗せていただいた206㏄は、
5ナンバーサイズのコンパクトボディに2,000㏄のエンジンを搭載しており、
軽やかさを伴ってキビキビと走ってゆきます。
仲山の勾配もなんのその!
(後で調べたところ、車重は1,190㎏!
現行の208が 1,160㎏ですので、
プラス30㎏の重さはあるのですが、そんなことは全く気にならない走りでした。
2,000㏄のエンジンを積んでいながら、このボディ重量ですので、
車体がかなり軽量化されているのかな?)
206㏄は、プジョーの猫足が、
ドイツ車のように固めの乗り味にシフトしたモデルだとのお話をお聞きしました。
履いているタイヤは205/45 R16。
固めとおっしゃっておりましたが、
私にはそんなに路面からの情報が固く感じられることはなく、
角の取れた刺激がコツコツと伝わってくるような感覚でした。
そしてそして、シートが本当に良いな、と!
本革のシートは、腰かけるとしっとりと着座面に馴染みます。
表面は当たりの柔らかさを感じるシートですが、
ふにゃっとした感覚ではなく、密度のある・コシのあるシートです。
新車のナッパレザーからは得られない良さ、
熟成期間を置いた本革の良さを感じることができました。